JECTEC 一般社団法人 電線総合技術センター
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材料特性試験

JECTECでは電線・ケーブルの構造検査、機械特性、物理化学特性の調査・試験や、新しい試験方法の開発をし
ています。 また、電線・ケーブルや被覆材料の促進劣化試験、環境性試験、機器分析や加工技術の調査・研究
開発を進めています。 さらにJASO規格(自動車規格)など自動車用電線の試験項目も行っております。

測定
分析
依頼試験事例
材料特性試験一覧印刷用ページ

(1)試験

No. 試験 試験内容 仕様・能力 主な適応規格
1 引張、圧縮試験 試験片を所定速度(mm/min, N/min)で引張りまたは圧縮する。
機種により高温、低温試験やコントロール試験も可能。
1)機種:(株)島津製作所 AG-X
最大荷重:50kN  室温のみ
2)機種:(株)島津製作所 AG-I
最大荷重:5kN  室温のみ
3)機種:(株)島津製作所 AGS-J
最大荷重:500N  室温のみ
4)機種:LLOYD LR50K
最大荷重:50kN 温度:-45~200℃
JIS C 3002
JIS C 3005
UL1581
CSA No.0.3
IEC 60811-1-1
JIS C 3660-1-1
電気用品の技術基準
JRIS J 1000
2 熱老化試験 熱を加えることにより樹脂等を加速劣化させ、その後評価試験を行う 温度:室温~400℃
(各装置仕様により異なる)
各種規格に対応
3 ヒートショック試験
(冷熱衝撃試験)
 
急激な温度変化を発生させる事により熱ストレスを与え、様々な部品や樹脂等の促進劣化を行う 駆動方式:試料静止型
対応温度:‐70℃~200℃
温度移行時間ハイスピード型
試験槽容量:200L
JASO D 014-4
IEC 60068-2-14
EIAJ ED-2531B
MIL-STD-202G
4 温度サイクル試験
(温湿度サイクル試験)
温度を繰り返し変化させる事により熱ストレスを与え、
様々な部品や樹脂等の促進劣化を行う
対応温度:-40℃~150℃
対応湿度:30~95%RH
温度移行時間:高温、低温共に2.7℃/分
試験槽容量:64L
JASO D 618
JASO D 014-4
ISO 6722-1
5 空気/酸素加圧老化試験
(加圧酸素加熱老化試験)
加圧空気、または加圧酸素中でダンベル状試験片を促進劣化させる
試験前後の試験片について引張試験を行い、その残率をもって評価を行う
加圧容器:内径125mm、深さ280mm
試験圧力:MAX 2.5MPa
温度:室温~150℃
JIS C 3410
IEC 60811-1-2
IEC 60245-2
IEC 60092-351
6 オゾン劣化試験 オゾン雰囲気中で促進劣化させ、試験片表面の観察あるいは各種特性の評価を行う。 1)機種:スガ試験機(株) OMS-H(特)
オゾン濃度:0~300ppm
温度:25~40℃
湿度:55%RH
2)機種:(株)東洋精機製作所 PPHM-S
オゾン濃度:0~2ppm
温度:40~70℃
JIS C 3005
JIS C 3660-2-1
ISO 6722-1
JCS 4517
TUV 2pfg1169
JIS K 6259
JIS K 6259-1
JIS D 0205
JEITA CP-3901A
7 促進耐候性試験 紫外線、水、加熱の雰囲気下で促進劣化させ、前後の試験片について引張試験または形状観察を行う。
太陽光発電システム用のケーブル、コネクタ、ボックスのUV試験を行い、耐候性を評価する。
1)機種:スガ試験機(株)製
  スーパーキセノン
  ウェザーメーター SX75
2)機種:スガ試験機(株)製
  キセノンウェザーメーター X75
ISO 14572
JCS 4517
BS EN 50521
BS EN 50548
TUV 2pfg1169
UL 62
JIS K 7350-2
(ISO 4892-2)
JIS D 0205
ASTM G 155
JIS L 0843
8 耐油試験 油浸漬前後の試験片について引張試験を行う - JIS C 3005
IEC 60811-2-1
9 熱安定性試験 粒状にしたPVC試料を試験管内で加熱し、酸性ガスが発生するまでの時間を測定する 温度:200℃(製品規格による) IEC 60811-3-2
JIS C3660-3-2
10 加熱減量試験 加熱前後の試料の重量変化を測定する 試料:ダンベルまたは管状
温度;~300℃
IEC 60811-3-2
11 加熱変形試験 平板、丸棒、エッジなど規定の冶具で試料を挟んで、
加熱、加圧した時の変形量を測定する
試料:線心、ケーブルから採取
またはシート
温度:40~200℃
JIS C 3005
JIS K 6723
IEC 60811-3-1
UL 1581
CSA No.0.3
12 加熱収縮試験 両端各5mmの絶縁体を除去した試料の中央部1mの
加熱後の長さの変化を測定する
試料:ケーブルまたは線心 1.5m IEC 60811-1-3
電気用品技術基準
13 ホットセット試験 試料下端に規定のおもりをつるし規定温度に加熱した時
及びおもりを取り去って加熱後室温まで徐冷した時の試料長さを測定する
試料:ダンベルまたは管状
温度:~300℃
IEC 60811-2-1
14 巻付加熱試験 電線・ケーブルまたは線心を規定の円筒に巻き付け、加熱後の割れの有無を観察する 温度:~300℃ JIS C 3005
IEC 60811-3-1
15 熱老化後の巻付試験 所定条件で熱老化させた線心を規定の径の円筒に巻き付け、70℃に加熱、室温に冷却後、絶縁体のクラックの有無を調べる 試料:線心 2m
温度:~300℃
IEC 60811-4-1
16 低温巻付け試験 電線または線心を予冷後、規定の円筒に巻き付け、
割れの有無を観察する
温度:-85℃~ JIS C 3005
CSA No.0.3
17 低温脆化試験
厚さ2mmのシート状試験片に低温で衝撃を加え、破壊の有無を観察する 温度:-70~60℃ JIS C 3005
JIS K 6723
JIS K 7216
18 低温曲げ試験

低温状況下で電線・ケーブルを規定のマンドレルに規定回数巻付け、ひび割れを観察する 温度:-85℃~(製品規格による) IEC 60811-1-4
19 低温衝撃試験 低温状況下で電線・ケーブルに規定の荷重を落下させ、
シース及び絶縁体のクラックを観察する
試料:最小150mm
温度:-85℃~
IEC 60811-1-4
20 ケーブル耐衝撃性試験
 
ケーブル試料に規定高さからおもりを落下させ、損傷の有無を観察する 試料:ケーブル 電気用品技術基準
21 傾斜衝撃試験 45°傾斜した木板に取り付けたケーブル試料に、規定高さからおもりを落下させた後、水中耐電圧試験を行う 試料:ケーブル 電気用品技術基準
22 カッティング試験
(カットスルー試験)
 
90°V字型治具を毎分1.6mmの速度で電線に貫入させていき、導体に接触(導通)した時の力(10個)の平均値を求める 治具形状:90°V字型
治具先端:R=0.25±0.05mm
試験速度:1.6mm/min
CSA C22.2 No.0.3
23 ダイナミックカットスルー試験(貫入性試験) 
先端R=0.225mmの切断刃を1N/secの速度で電線に貫入させていき、最終的に導体に接触した時の力(4回の試験の平均値)を求める 切断刃:先端に0.45mmのニードルを備えた刃
刃先端:R=0.225mm
ニードル:ばね鋼製ニードル
試験速度:1N/sec
試験回数:1試料につき4回
EN 50305
EN 50306
JCS 4517
24 クラッシュレジスタンス
試験
(低速加圧試験)
 
2枚の平行な金属板の間に電線を挟み、毎分1.25~10mmの速度で圧力を加えていき、金属板に導体が接触(導通)した時の力(10個)を平均した値をクラッシュ力とする 治具形状:50mm
(正方形、円形の2種類)
試験速度:1.25~10mm/min
UL 758
UL 2556
CSA C22.2 No.210
C22.2 No.2556
25 多心コード曲げ強度
試験

許容電流に等しい電流を通じて、左右180°
規定回数屈曲後、素線の断線数を調べる
試料:ケーブル
最大通電電流:50A
屈曲速度:約10回/min
断線または短絡時自動停止の設定可
JIS C 3005
電気用品技術基準
26 丸形
キャブタイヤケーブル
曲げ強度試験
回転子の貫通口に通したケーブルの両端を固定し、回転させた後、被覆の損傷と導体の断線数を調べる 試料:ケーブル
回転半径:100 or 150mm
固定距離:200 or 300mm
回転速度:20回/min
JIS C 3005
電気用品技術基準
27 平形
キャブタイヤケーブル
曲げ強度試験
円筒に沿って左右90°規定回数屈曲後、被覆の損傷と素線の断線数を調べる 試料:ケーブル
屈曲速度:0~60回/min
円筒径:30~150mm
屈曲角度:左右90°
JIS C 3005
電気用品技術基準
28 耐震試験
試料をU字形に曲げて、
左右45°規定回数振動させた後、被覆の損傷と断線数を調べる
試料:ケーブル
振動速度:200回/min
電気用品技術基準
JRIS J 1000
29 5連式ケーブル
耐屈曲試験
一定の速度、一定の角度で試料を左右屈曲させ、断線までの屈曲回数を調べる 試料:コード 約70cm
屈曲速度:10~80往復/min
屈曲角度:左右0~135°
屈曲中の抵抗測定
-
30 高温・低温屈曲試験
低温または高温環境下で一定の速度、一定の角度で試料を屈曲させ、断線までの屈曲回数を調べる 1)高温・低温屈曲試験
温度範囲:-40℃~+80℃
試料:コード 約2.2m
屈曲速度:10~90往復/min
屈曲角度:左右0~180°
屈曲中の抵抗測定、錘無負荷対応
2)低温屈曲試験
温度範囲:0℃~-40℃
試料:ケーブル 約70cm
屈曲角度:片側0~90°
屈曲中の抵抗測定可
 
31 電源電線の
折曲げ試験

電源電線やEVコネクタのケーブル等を繰り返し折り曲げた時の各部の異常や屈曲部の断線率を測定 屈曲角度:左右0~125°
屈曲速度:0~160回/分
(左右おのおのを1回)
屈曲点変更可(例、左側のみ90°屈曲等)
電気用品技術基準
JIS C 8306
IEC 62196-1
JARI A 0001
32 コード屈曲試験 試料片端におもりをつるし、通電しながら左右60°または90°規定回数屈曲させた後、耐電圧試験を行う 試料:コード 約50cm
屈曲速度:0~60往復/min
屈曲角度:左右60°または90°
おもり:500g
断線時自動停止の設定可
IEC 60227-2
電気用品技術基準
33 コード可とう性試験
試料両端におもりをつるし、固定プーリー、可動プーリー間に水平に張る可動プーリーを水平に往復させ、断線または短絡までの回数を測定する 試料:コード・ケーブル 約5m
移動速度:0.33m/s
電圧:AC220,380V  電流:1~30A
おもり:0.5~7.5kg
IEC 60227-2
IEC 60245-2
UL 1581、62
電気用品技術基準
34 静的可とう性試験 試料両端を同じ高さで垂直に固定し、片端を水平移動させてケーブルが垂直に垂れた時の両端間の距離を測定する 試料:ケーブル 3m
IEC 60227-2
IEC 60245-2
35 ケーブルねじり強度
試験
試料を3回ねじり、下端におもりをつるし上端を上下させた後、被覆の損傷と導体の断線数を調べる 試料:ケーブル 1m
ストローク:650mm
昇降速度:9cpm
IEC 60245-2
36 摩耗試験
(摩耗輪)
試料片端におもりをつるし、炭化ケイ素の摩耗輪に沿わせ固定し、摩耗輪を規定数回転させた後、絶縁体露出の有無を調べる 試料:ケーブル 約80cm
摩耗輪:径350mm,幅50mm,粒度36番
回転速度:60rpm  荷重:1~10kg
導通時自動停止の設定可
JIS C 3005
電気用品技術基準
37 摩耗試験
(テープ)
試料を押し付けた摩耗テープを移動させて導体が露出するまでの移動距離を測定する。
JASO規格(自動車規格)など自動車用電線の試験。
試料:電線 約 90cm
摩耗テープ:#150G、#180A、#150A
テープ移動速度:1500mm/min
押付け荷重:450~1900g
JIS C 3406
ISO 6722-1
SAE J 1128
JASO D 608
JASO D 618
38 摩耗試験
(スクレープ)
試料をφ0.45またはφ0.25の針で摩耗させ、導体と針が導通するまでの回数を測定する。
JASO規格(自動車規格)など自動車用電線の試験。
試料:電線 約 60cm
摩耗針:X9CrNi18-8、SUS316、SUS304、SW-80C等
摩耗距離:15.5~20mm
摩耗速度:60往復/min
ISO 6722-1
JASO D 608
JASO D 611
JASO D 618
39 引きずり試験
電線をコンクリートブロック等の上で引き摺り、摩耗量により耐摩耗性を評価する。 摩耗距離:往復1m
移動速度:約1,000m/h
JCS 4522
40 摩耗試験
(ケーブル相互)
プーリーに2巻きして固定したケーブルの谷部に、片端におもりをつけたケーブルを沿わせて規定数往復させた後、固定したケーブルの絶縁体露出の有無を調べ、耐電圧試験を行う 試料:ケーブル 約1m
ケーブル外径:10,11,19mm
往復速度:20回/min 距離:100mm
IEC 60245-2
41 燃焼時の
塩化水素発生量試験
燃焼時発生ガスをアルカリ溶液に捕集し、塩化物イオン濃度を定量する 試料:製品から採取またはペレット
0.5~1.0g
加熱条件:800℃×20 or 30分
IEC 60754-1
JCS 7397
JRIS J 1000
42 燃焼時発生ガスの
酸性度試験
燃焼時発生ガスを純水に捕集し、水溶液のpHと導電率を測定する 試料:製品から採取またはペレット
1.0 or 2.0g
加熱条件:935以上or 800℃×30分
IEC 60754-2
JIS C 3666-2
JCS 7397
43 カーボン含有量の測定 材料中のカーボン含有量を測定 試料量:5mg~1.0g
試験装置:電気炉orTG-DTA
IEC 60811-605 4.2
IEC 60811-605 4.3
44 捻回試験
 
EVケーブルやロボットケーブル等に捻じりを加え、耐捻じり性を評価する。 捻回角度:0~9999°
捻回速度:0~65回/分
荷重:0~33.4kg
捻回間隔:300~1,200mm
固定可能電線外径:約2~60mm
JCS 4522
JRIS J 1000
45 IRHD(国際ゴム硬さ)
試験
 
加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さの測定 機種:Hildebrand Pruf- und
 Mestechnik GmbH
全自動IRHDマイクロゴム硬さ測定システム
MICRO-IRHD-1
測定レンジ:30~100IRHD
測定の種類:M法
ISO 48
JIS K 6253-2
JIS C 3667
試験見積依頼書
(見積のみのご依頼にも対応いたします)
試験についての
お急ぎの場合は
技術サービス部長:山崎 まで直接お問合せください。
TEL/053-428-4689(直通)
FAX/053-428-4690







(2)分析

No. 分析 分析内容 仕様・能力 主な適応規格
1 フーリエ変換
赤外分光分析
(FT-IR分析)
赤外線吸収スペクトルを利用した材料の定性、定量分析
機種:(株)堀場製作所 FT-720
波長範囲:7,700~400cm-1
分解能:1.0cm-1
最小分析範囲:100μm×100μm
JIS K 0117
2 フーリエ変換
レーザーラマン
分光分析
ラマンスペクトルを利用した材料の定性、定量分析 機種:日本電子(株)JIR-7000
励起光源:YAGレーザー(1064nm)
測定波数範囲:250~3500cm-1
分解能:0.3cm-1 検出器:InGaAs
-
3 蛍光分析 蛍光スペクトルを利用した材料の定性、定量分析感度はFT-IRの約千倍と良 機種:(株)日立製作所 F-4500
方式:単色光モニタ比演算式
光源:150Wキセノンランプ
測定波長範囲:200~730nm
分解能:1.0nm
波長正確度:±2nm
JIS K 0120
4 示差熱天秤-重量分析
(TG-DTA)
加熱温度と試料重量の関係を測定
応用例:材料の熱安定性、熱分解挙動評価
機種:理学電機(株)TG8120
加熱方式:抵抗炉,赤外線加熱炉
温度範囲:室温~1000℃
JIS K 7120
5 示差走査熱量分析
(DSC)
加熱温度と試料の吸熱・発熱量の関係を測定
応用例:電線材料の結晶化度、熱履歴等
機種:理学電機(株)DSC8230
方式:熱流束型
温度範囲:-130~750℃
JIS K 7121
JIS K 7122
JIS K 7123
6 エネルギー分散型
蛍光X線分析装置(EDX)
材料中に含まれる元素の検出・分析(大まかな定量も可)
RoHS指令指定物質(Cd,Pb,Cr,Hg,Br)のスクリーニング分析が可能
検量線法とFP法の併用型
機種:日本電子(株)JSX3202EV
対象:周期表にてNa~Uの範囲
管電圧:5~50kV/1kVステップ
分解能:149eV以下
コリメータ:1mmφ,3mmφ,7mmφ
JIS K 0119
JIS K 0050
7 メルトマスフローレイト
(MFR)測定
メルトボリュームフローレイト
(MVR)測定
カットオフ法(手動)あるいはピストン降下法(自動)による、材料の溶融粘度の分析 機種:(株)東洋精機製作所
メルトインデックサF-F01
温度範囲:(室温+50)~350℃
試験荷重:0.325~5.00kg
ISO 1133
JIS K 7210
8 カールフィッシャー
水分測定
固体または液体試料中の水分量測定 機種:京都電子工業(株)MKC-510
方式:電量滴定法
範囲:10μg~100mg H2O
検出感度:0.1μg H2O
JIS K 0113
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(見積のみのご依頼にも対応いたします)
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TEL/053-428-4689(直通)
FAX/053-428-4690

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